足立佑介の教室（怪我）
医療人の足立佑介です。
本日は完全休みということで喫茶店で本を読みあさっていました。
日本代表帰国し代表選手が引退を表明するなど、様々な変化がありました。
4年に一度の大舞台であるため選手たちがこの大会にかける想いはとても強いように感じます。
そんな中、日本代表の乾選手は大会前に「大腿四頭筋」の怪我でシーズン途中で日本に帰国していました。大腿四頭筋は主に膝を伸ばす際に力を発揮する筋肉で負傷すると膝を伸ばす力が発揮しにくくなる上に膝が曲げにくくなります☆☆
サッカーをするにはかなり致命的な怪我です！！！
乾選手は手術を宣告されましたがメディカルスタッフやトレーナーの協力もあり手術は回避し、W杯にも間に合いました。
基本的にメディカルスタッフは怪我した選手を試合に出すことを許可しませんが、大会の重要度や本人の意欲によっては出場を許可することもあります。
試合の重要度を判断するのはとても難しいですが、僕の考えはリスクを伝えた上で選手の自己判断に任せることにしています。
もちろん、まだ若い選手の場合は両親も交えて話しますが20歳を超えた選手は基本的に自分で判断する力を持っているので、自己決定を促します。
※あまりにも興奮していて冷静な判断ができていな場合を除きます。
選手一人一人の主張を大事にし、方向が決まればそこへ向かって全力でサポートします！！！！
選手が最高のパフォーマンスが出せるために日々勉強しより高いレベルの治療をしていきます。
